こんにちは！まつなおです！
ネットビジネスで稼げる人と稼げない人の差はなんだと思いますか？
たった一つに絞ることはできませんが、
その中に100%入るのが【ライティング力】です。
ネットでモノを売るということは、
文章で人の心を動かす必要があります。
これができないと、
どれだけ収益化までのレールを整えても、
どれだけ頻繁に発信を頑張っても、
全く収益化できません。
0円です。
悲しいですね。
でも、大丈夫。
人を動かす文章は、
センスでもなく、才能でもなく、
学ぶことで誰でも書けるようになります。
何を学べばできるようになるか？
それは、今からお話しする【ストーリーライティング】です。
【注意】悪用禁止！ストーリーを使うメリット
ストリーライティングは、人の心を動かす究極のライティング術です。
正直、これを使えば悪い商品を良いものに見せて販売することも余裕です。
しかし悪用は絶対にしないと約束してください。
あなたが販売する「いい商品」をできるだけ沢山の人に届けるためにマスターしてくださいね。
では、ストーリーを文章に使うメリットですが、
それは、ここまでも散々お伝えした「人の心を動かせる」という点です。
人はストーリーが好きです。
ストーリーがあると、
- 面白い
- 共感が生まれやすい
- 内容が頭に入りやすい
- 記憶に残りやすい
です。
面白い文章は、最後まで読んでもらいやすいです。
ということは、ファン化しやすいということですよね。
ファンを作っていくことこそが、
私たちが行うネットビジネスの真髄なので、
ストーリーを使わないという選択肢はむしろ無いのです。
ストーリーを使わない文章との違い
メリットを読んでも感覚的にピントこないと思うので、
一つ例文を紹介しようと思います。
このパソコンは軽量で持ち運びに便利です。
スタイリッシュなデザインでかっこいいモノを求める方におすすめです。
また、操作も直感的に行いやすくできているので、パソコン初心者でも対応しやすいです。
わたしは以前からこのパソコンに憧れがあり、最近ようやく購入することができました。
このパソコンを手に入れたことで、以前よりも外での仕事が非常に楽しい時間になりました。
なぜなら、軽量かつかっこいいから。
カフェでこのパソコンを開こうものなら、なんだかできる男にでもなったような気分です。
おかげで仕事効率も上がり収入もアップ。
良いことしかありませんでした。
使い心地や機能にも文句はないので、もしパソコンをまた買い替えるとしても同じモノの最新バージョンにするでしょう。
これ、両方ともMacを思い浮かべて紹介したものです。
全然違いますよね。
ストーリーを加えた方が、
パソコンの特徴だけでなく購入した人の気持ちも伝わってきてより信頼度が増しませんか？
ただの例文なのでほんの少しの文章ですが、
それでもこの違い。
この差の積み重ねで、
あなたのコンテンツは面白いと思われるのか、
そうじゃないのかが決まってしまいます。
そして、
なぜここでMacを取り上げたかというと、
MacのPR方法こそがストーリーを最大限に利用しているからです。
MacのCMは見たことありますか？
思い浮かばない人は動画を検索して見てほしいのですが、
MacのCMはパソコンの機能ではなく
Macと共に描ける未来を連想させるものが多いです。
Macには他のパソコンにはない熱狂的な支持者（ファン）がいますよね。
そういう人は、
Macの機能ではなく、
Macを所有することで得られる無形の価値に魅了されているのです。
この無形の価値を作り出せるのが【ストーリー】。
その商品の背景や、
所有することで得られる感情や未来を想像させることで、
その商品を実際の価格の何倍にも魅力に見せることができるということです。
どうでしょう。
ストーリーの威力をわかっていただけたでしょうか？
ストリーライティングの型「神話の法則」
ストーリーライティングの原型は、「神話の法則」です。
ヒーローズジャーニーとも呼ばれています。
その名前からも想像できる通り、
いわゆる、弱い主人公が様々な苦難を乗り越えて強くなるパターンですね。
鬼滅の刃、ワンピース、進撃の巨人、ドラえもん、スターウォーズなど数えきれない作品がこのパターンに当てはまっています。
そして神話の法則は、
私たちの日常でも繰り返し起こっていますので、
その流れを視覚化することで驚くほど簡単に自分や商品のストーリーを作れるようになります。
その視覚化したものが、次の【神話の法則 12の型】。
これを知った結果、
ファンを獲得できたり、
商品がバンバン売れるセールスレターを書けるようになったりするということです。
では見ていきましょう。
神話の法則 12の型
ここでは神話の法則の型をお伝えします。
神話の法則には12のステージがあり、
そのステージを覚えておくことでいつでも簡単にオリジナルストーリーを作れるようになります。
ではいきましょう。
【第一章】
| 日常の生活 | 物語に入る前の日常 |
|---|---|
| 冒険への誘い | 冒険に出る動機の発生、冒険へのいざないや問題の提起 |
| 冒険への拒絶 | 冒険に出ることを一度は拒否する、恐怖する |
| 賢者との出会い | ガイド役との出会い、賢者と出会って冒険に出ることを決意する |
| 第一関門突破 | 今までの日常から離れる |
【第二章】
| 試練、敵対者、仲間 | 試練や敵対者や仲間と遭遇し、成長する |
|---|---|
| 最も危険な場所への接近 | 最も危険な試練や敵との遭遇 |
| 最大の試練 | 最も危険な試練や敵との対峙 |
| 報酬 | 最大の試練を乗り越え何かを得る |
【第三章】
| 帰路 | 最大の試練から生き延びていったん日常に戻るが、まだ危機は残っている |
|---|---|
| 復活 | 解決したと思った脅威が復活して、今度こそ本当に試練を乗り越える |
| 宝を持って帰還 | 宝を持って日常に帰る |
これが神話の法則の型です。
これは覚えてください。
覚えて実際に文章をかく過程で何度も思い出して使うことによって、
完全に習得することができるようになります。
では次に、
この表だけ見てもよくわからないと思うので、
実際のストーリーに合わせて使い方を見ていきましょうか。
視聴者の感情を揺さぶりまくった「NiziU」を神話の法則から考察
【NiziU】というガールズ・グループを知っていますか？
NiziProject企画により、
1万人の中からデビューするメンバーを選抜し、
その中で生き残った女の子たちで構成されるガールズ・グループです。
その選考のリアルな模様を配信し、
彼女たちの成長や葛藤を見た視聴者は
たちまちファンとなり大きな話題を呼びました。
その反響によりデビュー前にも関わらず、
紅白歌合戦に登場、
様々な音楽ランキングで1位を総舐めするという
女性アーティスト史上初の快挙を達成しました。
異様な人気ぶりでしたが、
実はこの現象も全て神話の法則で語ることができるのです。
先ほどの表に当てはめてNiziUのストーリーを見ていきましょう。
【第一章】
| 日常の生活 | オーディションを受ける前の女の子たちの日常 |
|---|---|
| 冒険への誘い | NiziProjectの存在を知る |
| 冒険への拒絶 | 挑戦してみたいけど、自分には無理だと思う |
| 賢者との出会い | 親に相談してみると、やってみなよと背中を押され応募を決意する |
| 第一関門突破 | NiziProjectに応募 |
【第二章】
| 試練、敵対者、仲間 | オーディションでライバルや仲間たちと出会い、成長する |
|---|---|
| 最も危険な場所への接近 | お互い切磋琢磨しあったライバルの中で誰かが脱落していく現実 |
| 最大の試練 | 実際に脱落者が選ばれる |
| 報酬 | 脱落せず選考に残り続けることができた |
【第三章】
| 帰路 | デビューメンバーに選ばれてほっとする |
|---|---|
| 復活 | デビューまでのプロとしての準備が始まる |
| 宝を持って帰還 | 無事全員でデビューを迎える |
こんな感じでしょうか。
そして、
今度はデビューしてからの日々が日常となり
新たな仕事や試練が舞い込みまたこの
ストーリーのループを繰り返してどんどん
ステージアップしていくのです。
このように、
神話の法則に当てはめていき、
これを繋ぎ合わせて物語を作れば
非常に魅力的なNiziUの紹介文が書けます。
神話の法則を使うコツ
神話の法則は、
12のステージがありますが、
それらを全部使う必要はありません。
無理やり全部使おうとすれば不自然な文章になってしまうこともあるので注意しましょう。
最も大事なのは、第一章〜第二章の流れです。
様々な試練や困難や悩みを乗り越えて、
何かを得るというのが大事になります。
それから、
自分にはそんな特別な出来事はない・・・
と悩む方もいますが、
特別な出来事である必要はありません。
神話の法則の型に当てはめれば、
「会社に行く」ということですら
しっかりとしたストーリーを作ることができます。
どんな人でも、
生きている限り必ず毎日ストーリーが生まれているので、
自分のストーリーはどんなふうに語れるのか考えてみてください。
ネットビジネスでは自分のファンを獲得するのが重要なポイントとなりますが、
神話の法則を知らない状態で考えた自己紹介よりも、
グッと魅力が増した自己紹介をできるようになると思います。
また、
神話の法則は人のストーリーだけでなく
商品誕生までのストーリーやプレゼンなどにも使えるので、
様々な場面で活用してみてくださいね。